いい機会・楽しい時間・嬉しい結果

2016年8月9日(火)25:00~、私が大好きで応援しているDIR EN GREYのギターの薫さん(私は勝手に薫んと呼んでいるので、以降、その表記にさせて頂きます)のラジオ「The Freedom of Expression」の2時間生放送での特別番組が放送されました。

その中で、番組が長いこと企画として抱えていた、ジングル企画というものがあって。

その特番の中で私が拙いながらも作って送らせて頂いたジングルが紹介されました…!

さらには薫んに、私から見てもとてもカッコいい作品を送っていた方々と並んで「この3人はレベルが高いですね。もしかしたら番組のジングルとして使われるかもしれないですね」のようなお褒めのお言葉まで頂いて、本当に嬉しかったです…!

作って送った甲斐があったな、って思いました。

薫んのことが好きで応援しているから嬉しいということ以上に、ミュージシャンとして活躍されている方に、ジングルとはいえ「レベルが高い」とまで言ってもらえるなんて、本当に光栄だな、って思っています。


ジングルを作ろうと思った背景 -1-

ラジオ「The Freedom of Expression」は通常、毎週土曜日の25時~、30分枠で放送されています。

その通常の放送の中で「番組のジングルを作ってMP3で送って下さい」というジングル企画があったのですが、なかなか思うような反応が得られなかったため、長丁場の企画となってしまったのでしょうか…(憶測の域は出ませんが)。

ある日の放送で「もう、何でもいいっす」とほぼ、投げやりな発言まで飛び出して、とにかく反応が欲しいような様子でした。

ファンでしかない私から見た薫んの姿でしかないですが…。

彼はやっぱり「こだわり」が強いですし、物を作る、音楽を作ったりすることもそうですが、物を作ることに対しては「アーティスト」ではなく「クリエイター」気質だと思うんですよね。

そして、相手と自分との関係性で「立場」だったり、そういうものでの礼儀と敬意は弁えるけども、人を見下すことをしないため、相手がファンであったとしても、人としては「対等」。

そしてそれがジングルであれ、生み出されたものに対する評価は「ファンでもある素人が作ったもの」という見方ではなく、同じ「クリエイター」が作ったものとして評価するのが礼儀であり、クリエイター同士、対等であろうという気持ちが無意識にある人なんじゃないか、って思うんですよ。

そうだとしたら、素人相手だろうと、評価は厳しくなるのは当たり前だと思っていたし、そういう彼だからこそ、DIR EN GREYのリーダーとしてバンドをまとめていたり、メインコンポーザーとしての役割も果たしているように思えていて、結果、世界で通用するまでになったのだろうと思っているんですよね。

なので「コメントが厳しいから尻込みして参加する人が少ないのでは?」という意見には理解は出来るけども「だって、相手は薫んだよ?そんなの、当たり前だよ。ないものねだり、贅沢を言っているのではなく、相手を対等な立場で見てしまっているからこそ、物足りなさを覚えてしまうんだよ」と思っていたんですよね。


では、その企画に対して私には何が出来るかって考えた時に。

私は音楽を聴くのは大好きです。

でも、自分の内側から音階や音符は出て来ないんですよ。

音楽というものが生み出せないんですね。

そうなると、たとえジングルであっても参加は出来ないだろうなぁって、ずっと思っていました。

が…。


ジングルを送ろうと思った背景 -2-

私は、元Xなどのベーシスト、沢田泰司さんも大好きです。

彼は5年前の2011年7月にサイパンで亡くなってしまいました。

そして今、ファン同士でTAIJIさんを偲ぶ気持ちという共通点の元、集まって何か出来ないだろうか、ファンのTAIJIさんが好きだという気持ちを共有したり、楽しく過ごして行く中で、改めてTAIJIさんの魅力に気づいていったり、TAIJIさんを知らなかった人にもTAIJIさんの魅力に気づいてもらえるような活動はできないだろうか、と、とにかく「自分たちに出来ること」を模索しながら、小規模ながら活動をさせてもらっています。

薫んがラジオでジングルの集まりが悪いことを嘆いていたというか、ぼやいていた時期、私たちもTAIJIさんのお誕生日やご命日がある7月に向けて、TAIJIさん宛のメッセージをファンの方々からお預かりして、9月の月命日に神社でお焚き上げをしようという企画の元、ファンの方にSNSを通じて呼びかけていました。

反応はというと。

ツイッターならRTも頂きますし、いいねも頂きます。

Facebookページも同様に「いいね」でしたり、シェアして下さる方もいらっしゃいました。

が。肝心のメッセージが集まらないんですよね。

正直、心の中で「RTやいいねを押す、その指でメッセージの文字入力は出来ませんかね?」と思っていましたよ…。

私たちが欲しいのはSNS特有の反応ではなくて、天国のTAIJIさんにお届け出来るメッセージ、そのものです。

私たちが読むものでもなければ、どなたかファンの方が評価するものでもない。

天国のTAIJIさんが喜んでくれればそれでいいだけなので、内容なんて「想い」がその人なりに入っていれば、どんなに短い言葉でも十分だと私は思っていましたが、それを伝えても、なかなか反応が微妙でしたね…。

そんな時に感じたこと。

「薫んのラジオのジングル企画も、根っこの部分は一緒なんだろうな。DIR EN GREYという大きなバンドのメンバーが直接呼びかけても、反応が薄いような印象がある。私たちなんて、ミュージシャン本人でも、内部の人間でも関係者でもない。本当にただのファンでしかない。集まるだけ奇跡なのかもしれないけども、それでも求めているものとは違うけど、好意的な反応はある。問い合わせも数件来ているのに、結局参加しない人ばかり。これって何が問題で、どんな対策が必要なのだろう。」

立場や規模は違うんだけども、何となく根っこで感じているものが、近いものなのかもしれない。そんな風に感じることが増えていきました。


ジングルを送ろうと思った背景 -3-

それでも私は先述のとおり、自分の内側から音楽、音階や音符が生み出されないんですよね。コードもよく分からないし。

なので「やっぱりジングルを作るのは難しいよね…」なんて諦めていました。

でもね。

TAIJIさんの件でメッセージが集まらない、言葉の反応があるのに、行動の反応がない悔しさや怒りというか(笑)、まぁ、自分のやり方に問題があるのだろうけど、それに気づけなかったり認めたくないから、他人に怒るようで、実は自分に対して怒っていたんだろうけど(苦笑)、そういうものを感じていたのもあって、「薫んだって、私がどんなに応援している言葉をメールなどで送ったところで、納得なんてしないでしょ。むしろ、腹立つことだってあるでしょ。」と思えてきて、そういう感情を薫んに与えているかもしれない、自分の行動に悔しさや怒りっていうのを感じるようになりました。

「それならば、私でもジングルって作れないものなの?」

そう思った時に、自分の特性や物の捉え方を振り返ってみました。

私は音楽を聴く時、それこそTAIJIさんのベースが大好きになってから、音楽の聴き方がガラっと変わったのですが、音楽やバンドって、様々な音色や音階などが複合的に組み立てられている立体的なものだと思っていて(そう思うようになったのが中学校3年生の時ですね/苦笑)。

DIR EN GREYの音楽に出会ってからは、それに加えて音楽には多面性があるものだと感じるようにもなりました。

そして私はハンドメイド活動もしていて、主にビーズアクセサリーを作っていますが、それも結局は、1つ1つのビーズやパーツを組み合わせて繋いだりすることで作品になります。

ということは…。

私は何か、きっかけになる「音」が聞こえてくれば、そこに何かを載せて行く、組み立てて行くことで音楽が作れるんじゃないか。

そう思うようになりました。

そしてそれこそ、ラジオ「The Freedom of Expression」の中で、薫んとサポートで参加して下さっているジョー横溝さんとで、こんな話をしていたなぁ、って思い出しました。

・今は楽器がなくてもPCで音楽が作れてしまう時代。それを認めないわけではないけども、何だか味気ない。
・音楽というのは、誰かの影響、パクリがどこかにある

ということは。

コンピューターで音楽が作れそうなサイトやスマホアプリがあるんじゃないの?

そして、フリー音源がたくさん並んでいて、そのサンプルを組み合わせてBGMや効果音、ジングルが作れるサイトって、どこかにあるんじゃないの?

その何かの音で「きっかけ」を得られれば、私でも曲が作れるんじゃないの?

そしてそれらの音を編集する時は大抵「波形」で編集するので、パソコンの方が私は操作になれているから、パソコンでそれが出来そうなサイトを探してみよう。

ジングルなんて短時間なんだから、16小節あれば十分だろうし、仮に気に入ってもらえたら、あっちが勝手に長くしたり、アレンジするんじゃない?変に作り込むこと以上に、何かしら「形」になるものを出してみよう。

そして採用されようとする、褒められようとする100点を狙うのではなく、「作ってみました、テヘペロ」的な、参加賞の1点を狙えばいいじゃない。

他の人の作品と比べてもらって、相手に花を持たせられるようなものだっていい。とにかく「数」がないと、先方は「選ぶ」ことが出来ないんだから、まずはその「数」の要素になろう。

でも、送る以上は簡単に済ませないで、自分なりに納得ができるものを出そう。

というプランを練りました。

平たく言えば「悔しかった」んですよ、今まで自分自身がやっていたことが薄っぺらいように感じて(笑)。

参加していないくせに、分かった振りしているような自分がイヤになったんですよね。

なので「作ってみよう!」と気持ちを入れ替えました。

別に薫んに気に入ってもらおうとか、ジングルを送って貢献しようなんて、全く思っていないっていう(苦笑)。

本当に自分の気持ち、自分自身の問題でしかなかったですね。半分、自分や周囲への怒りに任せて作ったようなものです。

ちなみにお世話になったサイトはこちらです↓

全部説明は英語ですが、適当にクリックしたりで、なんとなくでいじっていれば、どうにでもなります(笑)。音楽なんで、聴こえてくるものが全て。感覚的に操作できると私は思います。

日本語で「パソコン 音楽 制作」などで検索すると、そういうことが出来るサイトやアプリの紹介サイトが検索結果に出てくることが多いので、その方法で辿りついたサイトです。

先ほどの「やっぱり作ってみよう!」と、自分の特性を振り返って、作れそうなものを検索をしたのが午前中で、他のアプリやサイトも試したのですが、あまりピンと来なくて。

そして夜に先ほどのサイトに辿りついて、1時間か2時間くらいかけて作ったもの(逆に言えばその程度の時間で作れました)を、特番で流して頂きました。

あの作品、実質初めて作ったオリジナルといっていいかどうか分からないけど、そういう作品です。


「やればできる」

本当に運よくなのか、薫んの感性に引っかかってくれたものがあったのか、私は出せるものを出しただけなので理由は分からないけども(苦笑)、大好きなミュージシャンの特番で音楽という、類似性のあるもので参加が出来て本当に嬉しくて光栄でした。

何にしてもそうなんですけども。

今の自分の知識や考えのままでいるから「出来ない」と思うのだろうし「やるにも方法が分からない」のだろうと思うんですよ。

それなら知識を増やすために、検索をするだけでもいいと思うんですよ。

そして「できない」のは「今はできない」だけであって、何かのきっかけで「できるように」なるはずなんですよね。今できなくても、きっかけさえつかめば、出来るようになる。

早く出来るようになりたいのなら、きっかけを自分から見つけに行くことを早くすれば、結果が出るのも早いし、自分のために動くことくらい、無駄ではないはずで。

さらには自分は普段どういう方法で物事を考えて、取り組んでいるのかを振り返ってみれば、無理せずに「できる」方法が自分なりに思い浮かぶと思うんですよね…。

そして何か作ったものがあるとしても、それを評価するのは相手なので、相手がどのような評価を下すかなんて、こちらで事前に分かるワケがないのだから、そんなの最初から気にしないで、まずはやることをしっかりやればいいのだと思うんです。

少なくとも私は今までそうやって「出来ない」を克服してきて、相手にも評価をされるようになって、徐々に「出来る」ように思うんですよね。

それらを様々なシーンで応用させてきただけなので、初めてのことでも「出来る」ようになることが短時間になっているのかもしれないのと、あとは様々、相手の方々に恵まれているのだろうとも思っています。

ただ、それは本当に今まではお仕事の場でしか発揮できていなかったように思えているので(苦笑)、それをプライベートにも転用?適用?してみたら、すっごく嬉しいことが起きたという私の事例でしかないんですが。

…本当申し訳ないのですが。

私自身がそうやって「出来ない」を克服してきたため「出来ない」を言い訳にする人が本当に大嫌いで、特に仕事や一緒に行っている取り組みなどでそれを言われると烈火のように怒りますし、その相手を信用しなくなり、必要最低限のお付き合いに留めるようになりますよね…。


とても楽しい時間でした

ちなみに、サイト上で音楽を作っている時はすごく楽しかったですよ。

音楽って本当にちょっとした変化で表情が変わるなぁ、って思いながら作りました。

そして「とりあえず送るけども、これが採用されてもされなくても、こういうことが私にも出来るんだ、と知れたことや、音楽を作れたような気持ちになれた時間は本当に楽しかった。こういう機会を与えてもらえて、本当に良かった。やってみてよかったな」と、純粋に思えました(^^)

そこに加えて、まさかの番組で流されるという事態ですから、楽しさも嬉しさも、自己肯定感も倍増です(^^)

色んな人の作品を聴いて「すごい!」と感動するのも楽しいんですけど、やっぱり作ってみる方が楽しかったな、とも思いました。

またジングルを作るような機会はあまりないとは思うのですが(苦笑)、こういう「楽しさが楽しさを呼ぶ」ような経験は、もっともっと、自分の身の回りに増やしていきたいな、と思えました。

本当にいい機会で、楽しい時間で、嬉しい結果でした。

薫さん(急に呼び方が変わる謎)、ありがとうございました(^^)♪






I Love Rock'n Roll

DIR EN GREYを中心に、沢田泰司さん、聖飢魔II、洋楽も含めて中学生の頃から大好きなハードロック/ヘヴィメタルについて、備忘録的なライブレポートやCDレビューなど、大好きな音楽に関係する話をしています。