DIR EN GREY 「ARCHE」武道館ライブ

2016年2月5日、2月6日と、DIR EN GREYの日本武道館公演に行ってきました。

彼らの最新アルバム「ARCHE」を冠したタイトルでの武道館ライブです。

ここ最近の彼らはアルバムを出し、ツアーを回って、その2年後、3年後くらいに着地点として武道館公演を行っている印象があります。

でも今回の「ARCHE」はそのスパンが短い。

「それにもしっかり理由がある。そして今年の活動についても」と、ギターでもあり、リーダーの薫ん(私は彼を勝手にこう呼んでいます)が1月のトークイベントで言っていたのもあり、それも楽しみにしていました。

会場には、GAUZEツアーで使われていた椅子や、アルバム「ARCHE」発売後のツアーで使われていた看板類も。

そして、楽器展示やアルバム「ARCHE」のジャケットにも使われていたモチーフの展示もありました。

何が凄いって、彼らのジャケット、こういうのをCGで作っているのではなく、実物を作っていることだよね…、ということです。

Diくんのギターです。

こちらはToshiyaのベース。

雰囲気だけのお届けとなってしまって申し訳ないですが、Shinyaのドラム。

そして、薫んのギターです。

ちなみに一番手前にある、ボディの中央が青くなっているギターは、私がDIR EN GREYに異様なくらいの熱量で、自制心すら失いつつあるような状態でライブに通っていた時期のメインのギターだったのもあり、今でも一番思い入れが強く、音も大好きなギターです。

そして、アルバム「ARCHE」のモチーフです。

ジャケットが分かりやすいようにAmazonリンクを貼ってみましたが、なるほど…。


そして、グッズは各日限定ポートレートを、友達が初日、私が2日目を買って、好きなメンバー同士などを交換。

というか。

5名メンバーがいて、3番目が共通。

お互いの1、2番がお互いの4、5番と判明したので、その3番目のメンバー以外を交換すればいいんじゃないか、っていう話になったのです。

もっと早く気づいていれば、今までも協力出来たよね(苦笑)。

それと、こちら。

これもグッズ販売されていた、御守りです。

中にメンバーのサインが入っていますが、誰のが入っているのかは分からないので、自分で選んで御守りを買うのですが、私は2日目に物販に並んだのですが、物販開始して30分以内に売り切れてしまったようで、私は買うことが出来なかったんですね。

しかし、初日に御守りを買った友達が、中のサインが薫んのものだと分かり、私が2日目の物販に並ぶ予定と伝えたら、「きりんさんが御守りを買えて、中が京くんだったら交換して下さい。もし、買えなくても交換できなくても、定価でお譲りしますよ」と言ってきてくれ、こちらは買えなくて申し訳なかったのですが、「私が持っているよりはいいので」と、譲って頂きました。

でもね…。

ちょっと話が逸れますが、この御守り、大量にネットオークションに出品されていました。

定価は1,000円なのですが、その2倍以上の金額で出品されていて、しかも「中身のサインは選べません」だって。

何個用意されていたのかは不明ですが、武道館の収容人数が1万人として、2日間で2万人。

その1/4の5000個だとしますよね。

それを5で割っても、1人1000枚書かなければいけない。

一気に書くのではないにしたって、少なくとも転売屋の利益のために、メンバーはサインをしたってことは絶対にない。

ファンのことを想い、割いた労力を何だと思っているんだろうか。

「それでもお金は入っているのだからいいじゃないか」と思うのかもしれませんが、こういうのってお金の問題じゃない。

お金よりも大切な、気持ちの問題です。

お金で買えないものは、お金よりも価値があるからこそ、お金と交換できないんですよ。

それを踏みにじってお金優位で考えているような奴らは、お金に殺されて常に自転車操業で余裕のない生活をすればいい。悪銭身につかずっていうのは、そういうことだわ。

そしてDIR EN GREYのメンバーのように「いるだけで」誰かの励みになり、行動のモチベーションになるような存在に比べたら、箸にも棒にもかからないような、誰の人生に影響を与えることもない人生なのだろうから、死んだ時に参列者ゼロになるような人生も覚悟しておくことだな。

誰の役にも立たず、金だけ追いかけて、葬式代を出してくれる人もいないような人生でも歩みやがれ。

地味に不幸になればいい。

当然、そんな生き方をしているような奴らに頭を下げてお金を払うなんて、私は真っ平ごめんです。

それでもどうにかして、薫んのサインの入った御守りを譲ってくれた友達に、京くんのサインの入った御守りをお譲りしたいけども、やっぱりネットオークションという方法は絶対に使いたくない。

もし、このブログをお読み頂いた方の中に、京くんのサインが入った御守りを複数個お持ちの方がいらしたら、1つだけでもお譲りいただけないでしょうか。

勝手なお願いではありますが、ご協力頂けたら幸いです。

ということで、話をライブに戻します。


ライブの内容は本当に素晴らしかったです。

両日まとめてのもので、レポートではなく、私の「感想」となっていることをご容赦下さい。

まず、私が見ていた位置ですが。

初日は前方下手側のAブロック、2日目は後方中央のEブロックでした。

初日はブロック内で、チケットを一緒に取った友達とは別の京くんファンの友達とも偶然遭遇し、一緒に見ていました。

比較的下手側の花道で薫んがギターを弾いてくれたので、より近くで見ることが出来て嬉しかったです。

髪を短く切っていて、黒く染めていて、衣装を言葉で説明するのは難しいのですけども、私好みであったことだけは間違いないです(他人には何にも伝わらないね、これ/苦笑)。

初日はアルバム「ARCHE」のほぼ曲順通りのセットリストでした。

「ほぼ」っていうのは、ボーナスディスクに収録されている曲が途中に入っていた、ということです。

「『てふてふ』、どこに入れるんだろう?」と思っていただけに、すごく自然な流れで「and Zero」も含めて入って来て「さすがだなぁ」と思えました。

そして、先日の川崎でのFC限定ライブの後のことですが。

友達と「Ash」と「【KR】Cube」という曲について話していて、「やらないかなー」なんて言っていました。

その川崎でのライブ終了後でもあり、武道館直前の薫んのラジオの放送内で、その「【KR】Cube」が流れて「なんてタイムリーな」って思っていたら、この日のアンコールでもプレイされて、「あのラジオ、前振りか!」と(笑)。

それが本当なら「大人の遊びってヤツだな」という感想です。

(後日追記。薫ん曰く「全くそんなこと考えていなくて、武道館では本当は別の曲をやる予定だったけど、数日前に急遽変えた。そしてラジオでその曲を流したことなんて忘れていたんだけども、頭の中に【KR】Cubeが浮かんできたのは、もしかしたらラジオで流したから、自然に出てきただけかもしれない。本当に全くそんな繋がりなんて考えてなかった」そうです/笑)

さらにこの曲の時の薫んのギターが、GAUZEツアーで使っていた、ピンク色のラメのガネーシャで、「初期辺りの古い曲なのだろう」という察しが付いたこと以上に「まだあのギター、使うんだ」と、思わず口から出てしまいました(^^;

アンコール最後の曲も「CHILDPREY」だったのも意外ということも含めて印象的でした。

DIR EN GREY 「ARCHE」武道館ライブ1日目 セットリスト

(↑セットリストをまとめているサイト様へリンクしています。)


2日目は曲順を変えながらも、全曲プレイされたのかな。

アルバムでは聴くことが出来ない、ライブでのアウトロのアレンジがカッコいい曲も多いのでそれらが聴けたのも嬉しかったですね。

これは毎度のことでもあるのですが…。

「輪郭」という曲が私はすごく好きなのですね。

とにかく、薫んのギターの音も弾き方も好きだし、ステージングも好き。

サビ部分で、ギターをかき鳴らすような弾き方も本当にカッコよくて。

そして曲がとにかくキレイです。

それもあって、本当に毎回ライブでは感動して泣いてしまうのですが、初日は珍しく泣かなかったんですよね。

が、2日目の方が遥かにステージから遠い場所にいるのに、すっごく泣けましたね。

「あー、やっぱりこの曲、好きだし、薫んもカッコいいし、DIR EN GREYっていいなぁ…」と。

そして。

午前中からグッズ販売で並んでいた時、友達とアンコール曲でプレイされるであろう、懐かしい曲の予想をしていました。

そこで私が「MARMALADE CHAINSOW、聴きたい!」と、最初に感じた曲が、本当にプレイされるとか、どれだけセットリストを作っている薫んは私の気持ちを分かってくれているのか、そこは私が薫んが好きだからこそ、どこかで気持ちが似てしまっているのか、ただの偶然でしかないことを、痛いファンなりに捉えてみていました。

(この辺りの痛さは重症の自覚があるので、仮に何かが間違って、ご本人や関係者様の目に触れた場合も含めて、完全にスルーして下さい。)

そんな武道館公演で印象的だったのが、両日アンコールでプレイされた「THE FINAL」という曲。

初日は背面のスクリーンに客席と一緒に歌詞が出ていました。

2日目は、今までの彼らの活動の画像が沢山スライドのように出てきて、歌詞が出てきて。

家に帰ってからサイトで確認して気づいたのですが。

私は彼らのライブに初めて行ったのが2001年2月17日でした。

「行ってみたいな。あ、近くでもうすぐやるじゃん。チケットまだ買える。行ってみよう」と行ったのが神奈川県民ホールでの「MACABRE」のツアーでした。

下手側3階席で、一番良く見えていた薫んが「この人が一番カッコいいな。ステージングが好きだし、色気あるな」と思えて、一気に惹きこまれて。

そして行くまでは全く知らなかったのですが、彼のお誕生日ライブだったのですね。

そこからライブに行くようになって、もう15年なんだ。

2日目の武道館の「THE FINAL」で流れた大量の画像の時期の大多数は私はファンとしてお付き合いしているのか。

そしてこれが彼らの歴史であり、私のファンとしての歴史。

そしてその歴史はこれからも続き、これからまた始まる。

曲名と映像だけ見たら「解散するの?」と思われてしまいそうだけど、それとは真逆の感覚になったのだから、本当に不思議です。

ここでも、とめどなく涙が出てきました。

そして予想通り、「ARCHE」の1曲目でもある「un deux」で2日目、つまりは武道館公演の幕は閉じます。

サビの冒頭の歌詞にある「大地を蹴り進め」という言葉。

彼らの活動だけじゃなく、人生の中で色々起きますよね、それは彼らに限らず誰だって。

誰しも順風満帆じゃないし、誰しもその人なりに大変な人生を背負っているはずです。

それでも負けまいとして、しっかりと生きて行く希望と強さは持っているはずです。

そういう体験、経験がある側から発せられるからこそ。

「大地を蹴り進め」という歌詞も深みも重みもあれば、躍動感があるのだろうな、と、聴くたびに思います。

楽曲もすごく力強くて、聴いているこちらにも力強さや勇気、励みがもらえる曲だな、と思っています。

本当にDIR EN GREYというバンドはすごいな、カッコいいな、と思えました。

そして彼らの音楽が好きになれて、彼らのライブを生活の中でも優先順位を1番にしていて良かったな、と。

私自身も色んなことがあって、その時々に色んな理由を付ければ彼らのライブに行くことを止めることも出来たけども、それをしないで、自分の気持ちに正直に行動してきて良かったな、って思えました。

DIR EN GREY 「ARCHE」武道館ライブ2日目セットリスト

(↑セットリストをまとめているサイト様へリンクしています)


そして。

公演後に発表されたことです。

・今回の武道館ライブが映像化されること。

・7月にシングルが出ること。

そして、ツアーがあること。

7月にシングルってことは、いつもその1か月前にツアーがあることが多いので、6月にツアーかな?と思ったら、ツアータイトルに、「16-17」とあったので、「秋以降かな?」と思ったのですが…。

全然違った…!

今まで出してきたアルバムの再現(というか、その楽曲を中心とした)のツアーが、年内だけでも3本ある、ということでした。

その初回が(ある意味)予想通りの6月。

しかも私が彼らの活動に対して、自制心が効かなくなっているくらいにおかしかった時期に出た、思い入れの深いアルバム「VULGAR」のツアーから。

1日目のラストの「CHILDPREY」、そして2日目のアンコールにプレイされた「MARMALADE CHAINSOW」はこの「VULGAR」の収録曲で、「MARMALADE CHAINSOW」は私がアルバムの中では一番好きな曲です。

てことは、この2曲は、ツアーの前振りか…(苦笑)。

また「大人の遊び」なのか、これ(苦笑)。

その後、2本ツアーが続くのですが「and more...!」ってあって。

2日目のライブは土曜日で、夜中には薫んのラジオがあります。

その中ではなんと「全部で7本ツアーが続きます」って…!

バカなの?

ツラいわ…(涙)。

え?何言ってんの?

諦める方法じゃなくて、諸々と両立する方法しか考えてないからこそツラいんですよ。

何がツラいって、なぜにこんなにも好きになってしまっているのか、ということと…。

「何だかんだ言って、来るんでしょ?分かってます、待ってます!会場で会いましょう!」

という「優良顧客」という聞こえのいい言葉の「カモ」、つまりは完全に見込み客の頭数計算されているのだろうな、と思える悔しさですよね(爆)。

そんな私をライブ後の食事の時に横眼で見ていた友達に「何だかんだ言って、きりんさんの生き甲斐って、薫兄さんですもんね」と言われたことも悔しかったりするのですが…。

それ、もう丸々認めちゃった方がいいんでしょうか。

さらに自制心効かなくなる懸念があって、そこを認めるの、結構な勇気なのですが…。

でも、他人からは明らかにそう見えているのね、ということは、認識しました。

さて。

どうやってお金を用意するか(時間なんてどうにでもなる)。

よし、いろいろやってみよう!!


そして。

前回のDIR EN GREYの武道館ライブの時に知って、気に入ったもつ鍋屋さんが飯田橋駅の近くにあります。

好ちゃん (よしちゃん)飯田橋分家

前回行った時、DIRのグッズやチラシを手にしていて、テーブルに置いたら「え?今日ライブだったんですか?俺もDIR EN GREY、すごく好きなんですよー!」と店員さんに言われて、一気に親近感(笑)。

2日連続でお店に行き、DIRの話で盛り上がりました。

今回、その店員さんはいらっしゃらなかったのですが、店員の方が全員丁寧、親切でフレンドリーなんですよね。

料理も美味しいんですけども、気配りがすごく好きです。

もつ鍋の〆で、ちゃんぽんを頼んだら「女性ですし、お鍋は3人前で出していますから、麺は2人分で十分かと思いますよ」と、お店側から提案してくれたり。

そこのお店のデザートの1つ、バーニングバナナです。

ちなみに私、今回はこれを食さず「薫んのラジオがあるから、間に合うように帰ります!」と、早退させて頂きました(爆)。

そりゃ、友達に「薫兄さんが生き甲斐ですよね」と言われるわけです。

が、私がどれだけ気持ちを彼に傾けているのかを、一番間近で見ている友達だからこそ「ラジオに間に合わない方が大変!帰って、帰って!ちゃんと食べきるから!(2人残って、うち1人がバナナが苦手だったので…)」と送り出されました…。

色んな意味で、これからの自分の人生について、何かしらの腹を括った方がいいのかもしれません、私(爆)。

I Love Rock'n Roll

DIR EN GREYを中心に、沢田泰司さん、聖飢魔II、洋楽も含めて中学生の頃から大好きなハードロック/ヘヴィメタルについて、備忘録的なライブレポートやCDレビューなど、大好きな音楽に関係する話をしています。