VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 初日

会社で代休を頂けたので、急遽「Visual Japan Summit」に行ってきました! 


私が行った金曜日も含めて3日間のYOSHIKI主催フェス。

今回、私が大好きなDIR EN GREYは出演しなかったのですが、それでも見たいバンドが金曜日に集中していたのもあり、「行くなら金曜日しかない…!」と、半ば無理やりに代休をGETしました(笑)。 

金曜日には 私が中高生の時に聴いていた以下のバンドが出演したのです。

  •  かまいたち
  •  BY-SEXUAL 
  • LADIES ROOM 

そして勿論、YOSHIKI主催フェスなので、X JAPAN(彼らは3日間とも出演)。 

私が今でも世界で一番大好きなベーシストは、元XのTAIJIさんです。

彼の映像だって流れるに違いない。会場にTAIJIさんの魂だって来ているに違いない。

そう思いながら、会場に向かいました。


以下、他にも見たバンドを含めて、簡単な感想。スクリーンで何となく見ていたバンドは省略しますね。

Psycho le Cemu

以前、ライブに行っていたこともあるので、懐かしかった! 

最近2回目?だかの再結成をして、フランスのジャパンエキスポでも好評を博したバンド。

コスプレバンドというか、コスプレの領域を超えているメンバー(ベースのSeekは毎回ビックリする…)もいるけど(笑) 。

そして振り付けバンドでもあるので、一緒に簡単なものは振り付けしながらライブ見ていたので、楽しかったです。

たまにはしっかり体を動かした方がいいのね、ということで(ライブの感想じゃない、これ/笑)。 

最初の小芝居のところでDQ風の戦闘があって、ラスボスがXの「Jealousy」のジャケットの「YOSHIKI様」って(笑)。 

「これがいいんじゃない?」と、写真はYOSHIKIが選んでくれたそうです(笑)。 


かまいたち 

もう、X JAPAN以外だったら、今日の本命はこれ…!

 高校生の時にやたら聴いてました。 

私はパンクがすっごく苦手で、今もそうなんだけども、かまいたちって、パンクでしかない(笑)。

でも彼らのバンドの勢いとか、やっていることが、バンドのロゴにも書いてあってメジャー1stのタイトルでもあるんだけど「はちゃめちゃ狂」ということで、本当にはちゃめちゃで。

そういうところがすごく好きだったのです。 

ギターは当時のメンバーのKAZZYくんではなく、元Gargoyleの屍忌蛇さん。

屍忌蛇さんも同じ時期にGargoyleで活動していましたよね。

そしてボーカルのしいなくんは、「やっぱりそっち方向に行ってるのね(^^;」と、13日の金曜日のジェイソンのような風貌で、ちょっとイッてしまっているような雰囲気で(^^; 

本当に懐かしい曲、よく聴いていた今でもしっかり覚えている曲ばかりが演奏されて嬉しかった!

「ラスト~!」として、一番大好きな曲の「I LOVE YOU」が聴けたのは最高に嬉しくて、じわっと涙が浮かんできたけど、それと同時に「え?これラストにしたら、なんか違うよね…?」と思ったら、続けて本当のラストが「KILL YOURSELF」だったので、安心(笑)。

 「KILL YOURSELF」は歌詞の1番が自殺した芸能人、2番は死んで欲しい有名人な歌詞で、CD化する時に、そこの部分が「ピー」と消されまくって、「ピーピーセルフ」って呼ばれてた曲(^^; 

でも、やっぱり「時代」を感じた。

今、「岡田有希子」とか「沖雅也」とか言われても分からないだろうし、2番で「光GENJI」って言われても、彼らの勢いがどれだけのものだったのか、体感しているのって、アラフォー以上だろうし(^^;

 それでも本当に来て良かった…!本当楽しかったです! 


BY-SEXUAL 

もう、とにかくカッコいい。 デビューしたのが彼らが全員19歳の時で、私が中3の時だったのですよ。 

その時から、高校の軽音サークルにBY-SEXUALがいたら100%モテるだろうし、「バンドはモテる」と信じる男子も続出しそうだし、学内はもちろん、学園祭となれば学外からもファンが来そうだよね、という印象をずっと持っていたけど、本当にその印象、変わらないな、と。 

…正直、大してうまくもないし(苦笑)、曲も単調な部類なんだと思うので、そういう印象なんですけどね(^^; 

だからこそ今でも「高校の軽音サークル」っていうのが、しっくり来るんですよ、私には…(^^;

で、GLAYのHISASHIがBY SEXUALのファンだったようで、1曲飛び入りしました…! 

一緒に行った友達がGLAYが本命で、GLAY待機でかまいたちから一緒にステージ前方にいたので喜んでました。 

その友達に以前、HISASHIはプリプリの加奈ちゃんのギターも大好きらしいと聞いて「分かる。なるほど」と思ったのですが、RYOくんのギターも、どこか加奈ちゃんに通じるものがあるので納得でした。

もう、「可愛いなっ、HISASHI!」としか言えない…(笑)。

そして後日のツイートですが、ドラムのNAOちゃんのツイート。

これ、本当だよねぇ、と思いました…。

「行きたい!」と思ったライブなら、「次の機会に!」「また今度!」としないで、ギリギリまで行ける方法を考えた方がいいんじゃないかなって思いました。

バンド側だけじゃなく、こちら側だっていつどうなるか分からない。ライブに行けなくなってしまう生活環境になる可能性だってありますからね。


GLAY 

人生、初GLAY。

ライブが初めてっていう以前に、まともにフルコーラスで曲を聞いたことすらないっていう(爆)。 テレビなどで聴いたことがある曲はあるけども、タイトルもうろ覚えだし、サビしか知らないっていう(^^; 

「…相当有名なバンド、曲ですよ?」と言われてもだね…。

そういう有名だとか流行りとか、皆知っているとか、私にはあまり魅力がある判断基準ではないからねぇ…。

 が。 

GLAYはYOSHIKIプロデュースでデビューをしているのですが、そのきっかけは、hideちゃんがアマチュア時代のGLAYの音源を入手して、YOSHIKIに「これ、聴いてみなよ!」と勧めてくれたことだと、彼らも3年前に知ったようです。

「hideさんにお礼が言えなかったので」と、hideちゃん作詞・作曲の「Joker」がプレイされました…! 

この曲だけは当然のように分かりました(^^; 

Xの曲だったので、当然のようにJIROちゃんのベースばっかり聴いていました。

JIROちゃんのベースの音、結構好みだなって思いました。


LUNA SEA 

ほぼ、GLAYと同じ感想(爆)。 

ただ、弟が少しだけ好きだったりしたので、GLAYよりは知っているかもしれない。

楽器隊の方々とは 地元が一緒で、親同士が知り合いのメンバーや、以前通院していた病院の先生が彼らの同級生で今でも交流がある方だったりで、自分が彼らの音楽を聴いてきていないことと、親や先生経由で話を聞いたことはあるためか、私の中では「ミュージシャン」というよりも「親の同級生の子供」だったり「先生の同級生」とか、そういう感覚でしかないのです…(^^; 

その先生や、あと他にも同級生という方を友達に紹介され話したことがあり(同じ地元で音楽の話が出来るっていうだけで紹介された…。当然、その方と先生も同級生で知り合い同士でした)、彼らは「絶対にSUGIZOよりINORANの方がギターが上手い!」と力説するのですね(^^;

お二人の言っていることは分かりますが、表現者として、ステージ映えするとか発想力の面ではSUGIZOの方が目を引くからこそ、活動の幅が広いのだろうと思えました。 

そしてネットで「神セトリ」との声も多く見たのですが、もう、本当にほとんど分からないし、何を基準に「神」となっているかも、当然分かりません、ごめんなさい…。


LADIES ROOM 

エロバンドみたいなものなので(笑)、いきなり始まった瞬間から、ボーカルの百(ひゃく)の「やらせろ、やらせろ、やらせろー!」ってすごかったなって(苦笑)。 

歌っている内容はエロだとしても、百さんの声は透明感があってすごく好きなのですよね。 

そしてサポートドラムが元sex MACHINEGUNSのHIMAWARIでした。

確かにメタルよりも、こういう音楽の方がHIMAWARIの好みなんだろうな、と思いましたわ。 

ラストにしっとりと「Wonderful Tonight」をやって、照れ臭そうに「じゃあな!」のように言ってはけて行った百さん、可愛かったです(笑)。 


X JAPAN

安定のYOSHIKI時間の影響か、30分押しでスタート。 

PATAちゃんが不摂生の影響で生死をさまようような状態になり、そこから回復してのライブ。本当、またライブが出来るようになれて良かった…。

「紅」が始まって、背景の映像にはhideちゃんの姿が。 

その映像を見て、歌いだしの時に涙ぐんでしまって、歌えなかったTOSHIを見て、私ももらい泣き…、というか、それより前にやっぱり「こういう楽しいイベントにTAIJIさんも参加したかっただろうな…」と思えて、ちょいちょい、涙を堪えていたので、TOSHIのせいで、なのか、TOSHIのおかげで、なのか、一緒に泣いてしまいました…。 

あと。 

「映画『We are X』用に、新曲を作ったので、今日、触りだけ少し…」と言ったYOSHIKIを見つめるTOSHIの表情が「え…、そんなこと言ってましたっけ…?やるんだ…、やるのか…」に見えて(^^; 

その曲に入る前に、MCをしながらピアノを触り始めて、ピアノに気持ちが入って行くYOSHIKIを見た瞬間「わ、もう今日は絶対に終わるの遅いわ。帰れないわ…。まぁ、仕方ない…。いつものことだ…」と(^^; 

そして。

「X」でのメンバー紹介では、しっかり「On Bass TAIJI!」とあり、アンコールの開始の「WORLD ANTHEM」でもメンバー名のところで「TAIJI!TAIJI!」ともあって、感動と涙が。 


YOSHIKIの「We are!」、ファンの「X!」の掛け合いのところでも、もう、泣けて泣けて声も出なかったけども…。

「天国のTAIJIとhideにも届くように…!」

と、YOSHIKI自身も声を絞り上げて「We are!」と叫んでいたので、泣いたままでも声を振り絞って「X!」と叫びました。 


そりゃ…、泣くでしょ。

TAIJIさんだってhideちゃんだって、仲間達と、そして音楽が大好きで未来があるフォロワーのバンドたちと、大きな会場で沢山のファンと盛り上がりたかったはずだもの。 

いたかっただろうな、って。 この場にいて、音を出したかっただろうなって。

そして、いて欲しかっただろうな、誰よりもメンバーたちは。

そして彼らと直接関わりがあったバンドマン達も、そして私達のようなファンも。

 そりゃ、泣いちゃいけないと思っても、泣いてしまいますよ…。 


それでも思い切り泣ける「機会」「場所」でもあると思うんですよね。

思い切り泣いて、音楽で楽しんで、感情を開放しながら、TAIJIさんの分まで生きていければ、と思えました。


 無敵バンド

この時点で1時間押し…!? 

ドラムにL'Arc~en~CielのYUKIHIROさんを迎え、本日出演バンドで「Anarchy in the U.K.」を。

さらに、なんと…!!KISSのジーン・シモンズを迎えて「 rock and roll all nite」がプレイされました…! 

ちなみにYUKIHIROさんは、ZI:KILLというバンドでエクスタシーレコードからCDを出していたのよね。 

それよりも何よりも、ジーン・シモンズの登場には本当にビックリした…! 

斧型ベースでプレイしていました!そして本当にデカイなぁ…(^^;

絶対にTAIJIさんとhideちゃんもビックリしていたと思う。

そして憧れのバンドでもあるKISSとセッションできて良かったね…!!


本当、急遽ですが、来ることが出来て良かった…! 

が、終電には当然間に合わず、新宿の女性専用サウナに泊まりました。 

それでも「X JAPAN、というか、YOSHIKIなのに、宿も取らずにうかつだった…!私が悪かった、抜かったわ…」と思っているので(苦笑)、泊まってでも最後まで見て良かったです!


TAIJIさんの生前も色々あったけど…。 

亡くなってしまったのは本当に残念で悲しく悔しいですが、それでも、生前にX JAPANのメンバーとして日産スタジアムに立てたということは、TAIJIさんにとっても、私たちファンにとっても、とても「良いこと」で実のあることだったように感じています。

だからこそ、今のような展開にもなったように思えるんですよね…。 

誰でも生きていると、紆余曲折があって…。

親しい間柄の人たちとの誤解、仲たがいや和解、様々な対人関係などにも悩むと思うのですが…。 

それでも「変化」「進歩」というのは必ず起きるのだとも思えます。

 TAIJIさんを通じて感じること、学べることは本当に多いように思えます。


本当にTAIJIさんのファンでいて良かったし、今でもX JAPANが不定期とはいえ、活動をしてくれているのは嬉しいことだと思っています。

また来年にも予定されているようなので(予定は未定かな…/苦笑)、またTAIJIさんに会いに行けたらいいな、と思っています。


【余談】

こんなツイートしたら、やたらRTされてました(爆)。

タグつけなくてもバンド名で検索されるのね。見たままをそのまま書いてしまってごめんなさい。

でも「似てるなぁ」としか思えなかったの、2人とも…。

I Love Rock'n Roll

DIR EN GREYを中心に、沢田泰司さん、聖飢魔II、洋楽も含めて中学生の頃から大好きなハードロック/ヘヴィメタルについて、備忘録的なライブレポートやCDレビューなど、大好きな音楽に関係する話をしています。